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『無視』
辞書を引くと (大まかに) 「存在を認めないこと、 そこにいると認識されないこと」 ・・・と定義される。 私は『無視』という行為が大嫌いだ。 されたくないし されてイヤなことは 誰にもしたくない。 。。。。と、 今でこそ言えるが 恥ずかしながら 無視という行為を したことがないわけではない。 むしろ常習犯。(最低だな?) 怒りに任せて友人を無視したこともあるし(酷) 単に気分が悪くて 無視したこともある。(酷・酷) 社会人になってからは 当然(?)会社でもした。(酷・酷・酷) ある状況下におかれると 無視は楽だし便利だった。 ある時 金輪際無視はやめよう・・・ と、思う出来事があった。 何年も前にはじまった無視は 今でも続いてる。 きっとこれからも続く。 (今回ソレには触れずにおく。 まだまだ心が痛いのwぎゃは) 矛盾していると思われるだろうが それ以来、 無視という行為が大嫌いだ。 ★★★★★ 大嫌い・・・と豪語しながら 私はこの日既に 2度の過ちを犯していた。 体は辛いし 精神的にも参ってはいたが ゆっくり動けば・・・ 少し時間を割けば・・・ ガラちゃんに逢いにいけたはずだった。 なのに 2度も無視した。 その時点で 罪悪感は全然なかった。 ★★★★★ 授乳に大失敗して ボトルフォーミュラをあげて みんなから遅れること数十分後 一人で夕飯を食べた。 お腹はすいていたし 全部食べたいもののはずだったのに どうにも箸が進まない、、、 食べながら 今自分がここで炒飯を食べていることが 信じられないような? 違う人みたいな? そんな気持ちに捕らわれた。 気が抜けてしまった。 食後少しすると 次の授乳が待っている。 (キズが痛むんだろうなぁ・・・) そう思うだけで 気が遠くなりそうだった。 寝ながら授乳する 『添い乳』、 今の自分には不可能だと悟ったので 今度は 『授乳枕で授乳』 にチャレンジするしかないだろうと腹を括る。 ※体に枕を固定させて枕の上で授乳するというもの。 添い乳よりよっぽど辛そうな気がしたが 意外や意外。。。 我慢できないことはない。 両手が使えるのが何よりのメリットだ。 ちびごんが暴れず、 うまい具合に座ってくれてれば 傷口にもまったく触らない。 迷い道&辛いばかりの授乳に 一筋の光がさした。 授乳が終わったので 冷蔵庫から キンキンに冷えた水を出して飲んだ。 何故だかよく覚えている。 その時私は フーーーーーーっと太い息を吐いた。 (もうすぐ、、もうすぐ、、、一日終わる。。。) そう思っていた。 一息入れてるところへ 相方が再度話しかけてきた。 『ごんちゃん? 痛いかもしれないけど ガラちゃんずーっと待ってるんだから ちょっとだけでも行ってきてあげなよ お喋りしてくるといい。。。』 私の意識とは裏腹に 相方はしきりに ガラちゃんに会いに行くことをすすめる。 今思えば・・・ きっと相方は キズで辛そうにしてばかりいる私に 一時でも休めと言いたかったのだろうと思う。 私は (ご飯だったら 相方がやってくれてもいいのに。。。) と、逆らいたい気持ちに駆られた。 が、 キッチンに立ってるし 立ってるなら次の動きは取りやすいし (行ってみるか・・・) という気になった。 サンダルに履き替えて ゴミの袋をもって ヨタヨタと外へ出る。 夜10時だった。 ガレージを開けてすぐ脇に ガラちゃんのご飯場所が設置してある。 隣の家と我が家の仕切りは 腰下の位置のレンガで隔ててあるだけだ。 隣家の女主人であるカサンドラ(仮名)は 何故だか私が外に出ようとするときに 庭にいる確率が高い、、、苦笑 さすがにカサンドラが庭にいる目の前で 堂々とご飯をあげるわけにはいかない。 カサンドラは悪い人ではないが 自分なりの正義感が強く ちょっとしたことでポリスをよんだりする。 (野良猫がいることがわかったら シェルターにも連絡してしまうかもしれない) それ以外にも いつも道端で人と言い合いになったり 家の前で電話しながら喧嘩越しで喋っていたりもする。 うっかり買い物帰りなどに目が会ってしまうと 相方は相当長い間お喋りに付き合う羽目になるw お喋りの内容は漏れなく くだら無いことばかりw ※カサンドラは決して悪い人ではない。 私がガレージを〆わすれ(→後で相方にこっぴどく怒られた) 盗んでください!襲ってください!! とばかりに 中がむき出しになってるところへ 大柄な黒人二人がガレージの中を物色していたという。 そこを大騒ぎして追っ払ってくれたのがカサンドラだった。 その時ワタシは家の中でTVをみていて (外がうるさいなぁ・・)などと思っていた。 うるさいなぁと思いながら でっかい黒人がNGワード連発で 女性と罵り合いをしながら (私の位置からは見えなかったけどそれがカサンドラだった。) 走り去っていくのをブラインドの隙間から見て (物騒だなぁ・・・外人の喧嘩は派手だのぉ)などと他人事でいた。 夜、カサンドラが相方が帰宅したのを狙って 意気揚々と報告に来てくれて わかった事実だった。(情) 背筋が薄ら寒くなった。 相方にこっぴどく怒られても 何も言えなかった。 裏庭から回られて 家に侵入されたら殺されていたかもしれないのだ。 これは2年ほど前の出来事だけど 今生きてるのはカサンドラのお陰かもしれない。 命の恩人じゃまいか。 要するに そんな彼女に 野良猫にご飯をあげてることがバレると 賛成してくれても 賛成してくれなくても 面倒だと思うわけだw なので、 いつもカモフラージュにゴミを持って出る。 カサンドラも誰もいなければ そのままゴミを捨て、 そ知らぬ振りで ガラちゃんのご飯の準備をする。 誰かがいれば ゴミだけ捨て、 また家に戻って時間をおいてから 再度チャレンジする。 この日は運悪く・・・ というかいつもの通り 何をするでもなく カサンドラが庭にいた。 朝・昼・晩いつが万全か 自分なりに統計をとった。笑 でもカサンドラはいつもいる。 彼女はシングルマザーで二人の子供を育てている。 一体どうやって生計をたてているのか謎だ。 やり直し、、、 家に戻る。 数十分後 またやり直し、、 アンタ、、、さては知ってるな?(@@)) 3度目の正直で ようやくガラちゃんのご飯場所へ行くことができた。 もう夜11時少し前だった。 足元を取られないように ゆっくりご飯場所へ進む。 目が暗闇になれるまで 少し時間がかかる。 手術後は転ぶとマズイので ほんの数秒立って目を慣らした。 いつものことだが カサンドラの家の※防犯ライトがついた。 ※動くものに反応してつくライト 足元がフワっと あたたかくなった。 ガラちゃんが 私を見上げていた。 続 ★★★★★
by gonchaninusa
| 2010-10-15 13:06
| めっせーじ
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